新しい血の導入

生産牧場にとって、大切なことの一つは、血の循環です。

競馬はブラッド・スポーツと呼ばれ、血統を重んじることは周知のとおりですが、血の飽和は、結果として業界の衰退を招く原因ともなることは、「セントサイモンの悲劇」と言われた隆盛と衰退により、既に証明されていることでもあります。

業界にとっても牧場にとっても、血統を大事に育てること、また偏りをなくすこと、この相反するバランシングをどう取っていくかは、非常に重要な経営戦略の一つとも言えると思います。
また、種牡馬にはトレンドがあり、ノーザンテーストやサンデーサイレンス等の大種牡馬の繁栄によって、血統勢力図は変わります。勢力図の塗替えを行なっていくのは、中小の牧場にはかなり厳しいと思います。

しかしながら、全世界を見渡すと、まだまだ良質の繁殖牝馬は存在しています。
大牧場が投資していることから、高額のようにも見受けられますが、南米の繁殖牝馬候補は、欧米のそれと比較しても、まだ控えめの価格で入手することができます。

つい先日届いた繁殖牝馬の写真です

成績へのこだわり、血統へのこだわり、様々おありになると思います。

当社の人脈で、ご希望に限りなく近い繁殖牝馬をお探しいたしますので、お気軽にお問い合わせください。