出来すぎの先週末

先週ブログでも書いた、当社が選定したインヒズアイズと、ラックスアットゼアが揃って新馬勝ちを収める事ができました。日本輸入後、大事に進めてくださった関係者の皆様には、感謝の言葉もありません。

2022年2歳新馬戦も大詰め。デビュー馬続々

競馬で勝つのは大変なことなのです。

今日も競馬は行われています。

昨日は中日新聞杯で、キラーアビリティが約1年ぶりの勝利を挙げました。競馬って、簡単なように見えるのですが、実はものすごく勝つのは大変なのです。

昔も今も人気のダービースタリオンシリーズ、ウイニングポストシリーズ、そして新進気鋭?のウマ娘プリティーダービー等が、人気のビデオゲームであり、日本における競馬人気を下支えしていると思います。これらのゲームは、馬を生産したりガチャしたりして、調教して、競馬に出走させるというシミュレーションゲームなわけですが、実際の競馬で勝つことはすごく大変なことなのです。

生産、馴致、育成、調教、輸送、競馬、すべてのフェーズで人間が完全に想定することのできないアクシデントが待っていたり、関わる人間による人災があったりします。

海外遠征も、さっと1000万円ぐらいがアカウントから消えて、次の瞬間には出走していますが、そんなことは実際に起こることはなく、馬によっては輸送で遠征・・・はおろか、キャリア終了となる可能性もあります。そんな中で、関わった馬が2頭が新馬勝ちをおさめることができました。

インヒズアイズ

フロリダ・オカラで行われる、OBSスプリングトレーニングセールで選定した、インヒズアイズ。
私は、特に指定がなければ、あまり血統は重視しないタイプで、ご依頼頂いた際も、牡牝不問、血統不問で頂いたので、あくまで追い切りの走行フォームや、実際の馬のクオリティで選定しました。

セール当時からアスリートな雰囲気を出していたので、密かに期待していましたが、矢作厩舎で調教をつけてもらい、坂井瑠星騎手がうまくゲートから出して、エスコートしてくれたので、強い競馬で緒戦を飾ることができました。

ラックスアットゼア

昨年のキーンランド9月セールで、オーナー代理で購買。

通常はせり会場で下見しますが、予定が合わなかったため、急遽会場入り前に牧場で視察。少し小柄で、大丈夫かな?とも思いましたが、血統背景的にも将来の繁殖牝馬として、オーナーご所有種牡馬と交配したい意思もあったので、そのままおすすめすることにしました。

そうこうしているうちに、今年の夏に帰国した際、育成先のシュウジデイファームさんで再会。一年経って、ずんぐりむっくりな感じだった彼女が、見違えるようになっていました。これならモノになりそう!と少し確信を持つに至りました。斎藤誠調教師も、輸入当時と比較しての進化には満足されていたようです。

そして迎えた新馬戦。12月初旬という時期になりましたが、強い競馬で2着馬をねじ伏せての勝利。

もう少し距離が伸びたほうがよい、との石川裕紀人騎手のコメントでしたので、1400mか、もしくは平坦コースでのマイルぐらいまで守備範囲になればいいなと、希望をいだいている次第です。

やっぱり新馬勝ちは格別

どんなG1レースでも、自分が関わる馬が出走する平場のレースのワクワクには勝てない、というのが私の持論。その中でも、やはり緒戦となる新馬戦で勝つのは特別な感覚。昔は、同月度内であれば、何度も新馬に出走できました(例えば8月1週の新馬戦で負ける〜4週の新馬戦に再挑戦も可能だった)が、今はどの馬も一度切り。キャリア緒戦なので、大事に行ければと思う親心はありつつ、やはり最初で勝てると、その後のワクワクも増えてくるので、最初から勝てるに越したことはないかと思います。

まだあと2頭います

これで私が関わる、今年の2歳世代の新馬は終わり・・・と思いきや、先週大井の能力試験をクリアした、トラヴァーズサラブレッドクラブのドリーミーブリーズ、今週入厩したカイロメッセージの2頭が残っています。

ドリーミーブリーズは、おそらく今月末の大井でデビュー。同週の能力試験に、カイロメッセージが出走する予定となっています。

また後日レポートしますが、これら2頭の活躍も非常に楽しみです。